中国：非鉄金属企業6社、銀の輸出に関わる増値税還付の復活を要求

　安泰科によれば、最近、株州冶金集団、雲南銅業、中金嶺南、水口山有色金属、豫光金鉛、豫北金鉛の国内大手6公司は、連名で商務部など各部署に銀の17％輸出に関わる増値税還付の復活を申請した。鉛製錬企業は、副産物である銀について、国内の需要量が左程ではないため国内販売量は限られており、海外市場に輸出する必要がある。中国政府が2008年に還付税を停止後は鉛製錬企業の欠損が拡大した。
　株州冶金集団公司の関係者によると、国内の年産銀量は9,000tに達するが、中国国内の実需が4,000tしかなく、需給バランスが深刻で、輸出に依存するしかないのが現状である。しかしながら、輸出に際しての増値税17％の還付がなされないと海外で競争力を失なう。