チリ：上院議会で閉山法の審議を開始

　6月12日付け地元紙等によると、チリ上院議会の鉱業委員会は閉山法（環境負荷を減らすための閉山に伴う必要事項をより明確に定義した法律）の草案についての審議を開始した。｢チリ国民と国が抱えこんだ負の遺産を清算していくべきと考える｣と鉱業委員会委員長Baldo Prokurica氏は、上院議会で述べた。
　Santiago Gonzalezチリ鉱業相は、Bachelet大統領が任期満了となり自身の任期も終える2010年3月までに閉山法を最終的に通過させることが、一つの大きな目標と繰り返し述べている。