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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル レアメタル
2009年6月22日 バンクーバー 村上尚義

加:Crowflight Minerals社、Bucko Lakeニッケル鉱山の商業生産を開始

 Crowflight Minerals社(本社:Toronto)は6月10日、MB州Wabowden近傍に位置するBucko Lakeニッケル鉱山の5月の粗鉱処理量が、選鉱処理能力の60%を超えた商業生産開始を発表した。
 Bucko Lakeニッケル鉱山は埋蔵量3.7百万t、品位Ni 1.45%(カットオフ品位 Ni 1.25%)で、2008年12月に初期生産を開始し、2009年5月生産量は、粗鉱処理量20千t、精鉱生産量660t(Ni純分20.3%)であった。同山の選鉱処理能力は1,000t/日のところ、5月はコーン・クラッシャー修理の影響により8日間運転が止まったこともあり、粗鉱処理量は平均647t/日に留った。同鉱山のフル生産への移行は2009年夏の予定である。
 なお、同山は、Crowflight Minerals社が権益100%を所有するが、Xstrata(旧Falconbridge)に対してNSR 2.5%のロイヤルティ支払い義務がある。

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