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モザンビーク:Baobab Resources社、Tete鉄鉱石プロジェクトの初期ボーリング調査結果を発表
Baobab Resources社(本社:豪 WA州Fremantle)は、モザンビークでのTete鉄鉱石・バナジウム・チタン探鉱区にてボーリング調査(長580m)を完了し、厚さ80m未満の磁鉄鉱層を把握した。結果は以下のとおりである。
ボーリング孔名 | From (m) |
Intercept (m) |
DTR (mass %) |
DTR Fe (%) |
DTR V2O5 (%) |
TDH002 | 62.5 | 20.5 | 19.7 | 65.8 | 0.74 |
TDH003 | 99.5 | 19.5 | 29.5 | 64.6 | 0.69 |
TDH004 | 106.5 | 28.0 | 16.1 | 62.6 | 0.72 |
TDH007 | 130.5 | 30.0 | 18.4 | 66.6 | 0.72 |
注:DTRは、Davis Tube Recovery技術を示す。 |
Baobab Resources社は、2005年に設立。Teteプロジェクトは2008年に開始し、その他に、モザンビーク及びジンバブエで4件のプロジェクトを有する。Teteプロジェクトは、Tete地方北部に位置し、探鉱ライセンス区(合計約632km2)には、Vanadiferous titano-magnetite deposits(バナジウム・チタン含有磁鉄鉱鉱床)5鉱床の存在が知られている。同社は2009年1月、IFC(International Finance Corp:国際金融公社)と戦略的パートナーシップを締結し、IFCはTeteプロジェクトの権益15%を取得した。なお、同社は2009年4月、同プロジェクトの鉄鉱石及びその他の副産物を含めた供給契約、及び鉱山開発資金調達を目的として、中国のJVパートナーを探していると報じられている。
