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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年7月14日 サンティアゴ 大野克久

パキスタン:Reko Diq銅・金プロジェクトの鉱業ロイヤルティは2%の予定

 7月9日付け一般紙等によると、Antofagasta社(本社:London)を保有するLuksicグループ幹部が先週パキスタン首都Islamabadを訪問し、Ahsanullah Khanlar石油天然資源大臣とReko Diq銅・金鉱床開発に係る投資保護について協議した。
 同グループによると、未だ合意には至っていないがスケジュールどおりに進捗しており、2%の鉱業ロイヤルティを地元政府に支払うことになる見込みである。(また30年間の税安定化契約についても協議した模様)である。
 2010年上期にReko Diq銅・金プロジェクトのFS調査が終了予定であるが、その前に税関連の取決めについて合意しておく必要がある。
 同プロジェクトの事前調査によると、72千t/日(品位 Cu 0.8%)の粗鉱処理量でSxEwカソード年産量150千tの計画(将来的に220千t/年の拡張も検討)である。

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