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ニュース・フラッシュ

2009年7月16日 リマ 山内英生

ペルー:エネルギー鉱山省がDoe Run Peru社に対し新提案

 資金繰り悪化によって操業停止状態となっているDoe Run Peru社のLa Oroya製錬所は、債務問題、労働問題、環境問題が絡み合い、こう着状態が続いている。
 Gala鉱山次官は、2009年10月に期限を迎えるDoe Run Peru社のPAMA(環境適正化計画)完了は時間的に実質不可能であるとし、同社が少なくとも1億US$の新たな資金を導入し、全株式をPAMA完了の保証として担保化することを条件に、PAMA期限を2010年11月に延長することを提案した旨を明らかにした。また、エネルギー鉱山省が算出したPAMA完了に必要な期間は“資金の存在”を条件に11か月であるとし、同社が申請した30か月の延長期間は行き過ぎであるとの考えを示した。
 一方、Doe Run Peru社の財政担当者は、PAMA完了には15~18か月必要であるとし、銀行が融資リスクを低減するために30か月の期間を条件付けた旨をコメントした。
 Gala次官は、Doe Run Peru社が前途の条件を満たすことができない場合、製錬所は閉鎖されることになるとしたほか、どのような解決方法になるにせよ、労働者保護を優先する考えを示した。

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