ニュース・フラッシュ
2009年7月28日
サンティアゴ
大野克久
アルゼンチン:連邦政府とJujuy政府が鉱業環境管理プログラム実施について署名
7月23日付け専門紙によると、アルゼンチン連邦鉱業庁Jorge Mayoral長官とJujuy州Walter Barrionuevo知事が鉱業環境プログラムに署名した。
プログラム実施に必要な80百万Peso(21百万US$)は、IDB(米州開発銀行)の融資によって賄われ、この内、Jujuy州のプログラム実施については、10百万Peso(2.6百万US$)が予算手当される予定である。10百万Pesoのうち、8百万Peso(2百万US$)は、Abra Pampa市のHuasi製錬所の周辺環境修復等に充当される他、環境管理に係る技術サポート、環境報告書評価、鉱山の環境モニタリング等に使用される予定である。
Huasi製錬所は、Pirquitas銀鉱山等からの鉱石を処理し、煙害及び廃滓等でAbra Pampa市に環境問題を引き起こしていたが、1986年の閉山後は廃滓処理が社会問題化していた。
