ニュース・フラッシュ
2009年8月4日
サンティアゴ
大野克久
チリ:Antofagasta、2009年Q1生産実績発表
7月30日付けでAntofagasta2009年Q2生産レポートが発表され、同社の2009年上期における銅及びモリブデン生産量は、銅218.2千t、モリブデン3.7千tで前年同期比各々6.6%、2.6%減と公表された。
2009年上期銅キャッシュコストは、97.5¢/1bで2008年同期72.2¢/1bより35.0%増加しているが、これはモリブデン価格下落に伴う副産物クレジット減少によるものである。
また当初、Esperanza鉱山開発に伴い産出される低品位鉱について、2009年Q2よりEl Tesoro鉱山においてダンプリーチングが開始される予定であったが、産出量が少なかったことから2009年Q3にずれ込む見通しとなっている。
なお、Los Pelambres鉱山拡張及びEsperanza鉱山開発については順調に進捗しており、各々2009年末に工事完了し2010年後半に生産開始予定である。
Antofagasta 2009年Q2生産実績
