ボリビア：ボリビア政府、鉱業協同組合連合による鉱物販売支援に基金設立

　ボリビア政府は、鉱業協同組合連合(Fencomin)による鉱物販売プロジェクトへの融資を目的に、1,300万US$の鉱業融資基金(FOFIM)を設立した。
　Echazu鉱業冶金大臣は、鉱業協同組合連合は一般の銀行が求める融資基準を満たすことができず、新たな事業を実施するための資金を得にくい状況にあることから、本基金の設立による融資確保は大きな助けとなるとの考えを示した。また、FOFIM設立の最大の目的は、鉱業協同組合連合の運営による鉱物販売会社を設立することで、鉱物販売の民間企業依存を打開することであると説明した。
　一方、Morales大統領は、連合は販売事業のモデルとなるべきであり、融資額が足りない場合さらに支援を行う用意がある旨を伝えた。