ニュース・フラッシュ
2009年9月1日
サンティアゴ
大野克久
チリ:CODELCO、Radomiro TomicにおけるRTSⅠ計画は順調に進捗
8月25日付けCODELCO発表によると、同社がチリ第Ⅱ州Calama近郊において実施中のRTSⅠ(第1次Radomiro Tomic鉱山硫化鉱開発プロジェクト)の工事進捗率は76%で順調に開発が進んでいる。
本プロジェクトは、Radomiro Tomic鉱山で採掘される一次硫化鉱をChuquicamata鉱山の選鉱処理施設までベルトコンベアで運搬するために、Radomiro Tomic鉱山ピット周辺に110×60 inchのジャイレトリー・クラッシャー(一次破砕機)設置、全長8kmの鉱石運搬ベルトコンベア(運搬能力100千t/d)敷設、Chuquicamata鉱山での貯鉱場及び配鉱設備建設を行うもので、総工事費382百万US$で2010年5月の工事完了を予定している。本工事によりCODELCO Norte全体の銅鉱石生産能力は、銅量で160千t/年拡大する(2008年生産実績755,258t)。
