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ニュース・フラッシュ

2009年9月1日 ロンドン 萩原崇弘

ザンビア:超過利潤税の再導入の見送りを企業は歓迎

 報道によれば、8月25日、ザンビアのMwale(ムワレ)鉱業産業大臣は、2008年銅価が高騰した際に導入した超過利潤税の再導入を見送る旨を表明した。これは、世界の金属価格が上昇基調ではあるものの、ザンビア鉱業分野への外資による投資を促進するためとし、外資系鉱山企業はこの決定を歓迎している。
 2008年、ザンビアでは、15%の利益複数税、鉱物資源向けの25%超過利潤税が導入され、更には法人税が25%から30%に、鉱物資源ロイヤルティが0.6%から3%に引き上げられ、外資系鉱山企業からは銅価により税制が変更されることは不公平であるとの意見が出ていた。

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