加：Canaccord社が非鉄金属各社の2010年度の金への依存度調査結果を発表

　2009年9月10日付けの地元紙等によると、カナダの投資会社Canaccord Adams社(本社Vancouver、以下、CA社)が同社が調査対象とする非鉄金属関連企業のうち、金が主体でない企業について、2010事業年度における事業収益構造(鉱種別セグメント)に関し、金に焦点を絞って調査した結果を発表した。その結果、Hud Bay Minerals社が1位となり、Hud Bay社は、MB州Lalor Lake金鉱床発見の結果、今後の産金量を増大が予想されるとした。
　CA社によると、調査対象企業の2010事業年度における”金”のセグメント割合は以下のとおり：
　[1]Hud Bay Minerals Inc: 17％
　[2]Freeport-McMoRan Copper & Gold Inc.: 13％
　[3]Quadra Mining Ltd.: 13％
　[4]Cameco Corp.: 13％ (Centerra Gold社所有権益からの収入は、売却される予定)
　[5]Inmet Mining Corp.: 12％ (2010年Troilus事業閉鎖予定で減少見込み)
　[6]First Quantum Minerals Ltd.: 10％
　[7]FNX Mining Company Inc.: 2％ (Gold Wheaton Gold社と売買契約締結、株主)
　[8]Capstone Mining Corp.: 2％
　[9]Teck Resources Ltd.: 2％ (負債軽減のために金関連資産を売却)
　[10]Vale SA: 辛うじて 0％を上回る