ニュース・フラッシュ
2009年10月13日
サンティアゴ
大野克久
チリ:CODELCO・Andina労組は鉱山側労使協定案を否決
10月8日付け一般紙等によると、CODELCO・Andina労組(構成員1,016人)は鉱山側が提示した3%の賃金アップ、2,000千 Peso(3,620 US$相当)の低利融資を含む9,300千Peso(16,800 US$相当)の一時金協定案について投票を行った結果、反対72%でこれを否決した。
Andina鉱山の労使協定は2009年11月に期限を迎えるが、鉱山側はスト回避のため9月より労組幹部と事前交渉を行ってきた。消息筋の話では、労組側は最低でも5%の賃金アップを目指している。
Andina鉱山の2008年銅生産量は219.5 千tで、CODELCO生産量統計1,466.4 千tの15%を生産した。
