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ニュース・フラッシュ

2009年10月14日 リマ 山内英生

ペルー:社会争議による経済損失は246百万US$に

 ペルー国内の社会争議は2009年9月末時点で288件となり、増加の一途を辿っている。また、暴力的となる傾向が増し、経済的な被害も拡大している。
 Perucamaras (ペルー商業・産業サービス会議所)によれば、2009年に発生した道路封鎖やデモ運動、スト等による経済損失は、現時点で246百万US$相当に上っている。PerucamarasのVega会頭は、大統領選挙が行われる2011年には、政治的な動きを背景とした社会運動や争議が扇動される恐れがあるとし、一連の対策を実施する必要があると主張した。

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