ニュース・フラッシュ
2009年10月19日
ジャカルタ
小岩孝二
インドネシア:Tayanボーキサイト開発・化学用アルミナ製錬所プロジェクト、開発費見直しは2010年初旬に完了
PT AntamのAlwin Syah Loebis社長は、JOGMEC当事務所のインタビューに対し、Tayanプロジェクトの開発費見直しを2010年初旬に完了し、開発に移行したいとの意向を表明した。同プロジェクトは西Kalimantan州に位置し、権益比率はAntam 65%、昭和電工(株) 20%、丸紅(株) 15%であり、開発に向け合併会社“インドネシア・ケミカル・アルミナ社”を設立することに合意している(※日系企業両社は、2007年3月14日付けでニュースリリース)。2003年のFSでは開発費250百万US$が見込まれていたが、資材費高騰等により2009年初には450百万US$に膨れ上がっていた。Alwin Syah Loebis社長は、Antamにとって重要なものは鉱区・埋蔵量、戦略的パートナー、技術、ファイナンスだとし、昭和電工(株)はじめ日本企業はAntamにとって重要な戦略的パートナーだと強調した。
