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ニュース・フラッシュ

2009年10月20日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Escondida鉱山労働者が早期支給の申し出に合意しスト回避

 10月13日付けの地元業界紙等によると、チリ第Ⅱ州Escondida銅山の労組委員長は、組合員労働者が2009年12月5日に期限を迎える労働契約について、早期支給を受け入れることで鉱山側と合意した。
 合意内容は5%給与アップと一人当り約25,000US$の一時金支給で、労働契約期間は44か月である。
 この合意によりEscondidaはストを回避した。前回の労使交渉が行われたのは2006年で、その際は約1か月間の操業停止となっている。
 Escondida鉱山は、BHP Billiton 57.5%、Rio Tinto 30%、日本企業体JECO 10%、IFC 2.5%の権益比率となっており、2009年上期の産銅量は520,899tであった。

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