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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年10月24日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Grasberg銅・金山Q3生産実績、金生産好調続く

 FCX(Freeport-McMoRan Copper & Gold)の10月21日発表によると、インドネシアPapua州のGrasberg銅・金山の2009年Q3生産量は、粗鉱品位が若干低下したため銅精鉱(純分量)が対2009年Q2比32千t(15%)減の175千t、金(銅精鉱中金量)が同1.5t(6%)減の24.9tと低下したが、対前年同期比では大幅増となった。これは、2010年に採掘を予定していた高品位部を前倒しで採掘しているためと説明した。2008年以降、四半期毎の生産実績は下表のとおり。

  2008年 2009年
Q1 Q2 Q3 Q4 合計・平均 Q1 Q2 Q3
銅精鉱(Cu純分)(千t) 97 108 124 174 503 207 207 175
粗鉱品位Cu(%) 0.70 0.75 0.82 1.01 0.83 1.12 1.10 0.90
選鉱実収率Cu(%) 89.7 89.8 89.8 90.8 90.1 90.7 90.6 90.7
Au(銅精鉱中の全量分)(t) 7.7 6.9 8.2 13.4 36.1 19.3 26.4 24.9
粗鉱品位Au(g/t) 0.61 0.54 0.61 0.85 0.66 1.13 1.51 1.33
選鉱実収率Au(%) 79.0 78.9 78.0 82.2 79.9 81.9 83.6 84.7
注)合計・平均はFCXの個別データで作成している為、必ずしも一致しない。
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