ニュース・フラッシュ
2009年10月29日
北京
土居正典
中国:国土資源部等、鉱産資源開発管理業務を統合整理方針
安泰科によれば、鉱山の非合理的配置、資源の乱開発など7問題解決のため、国土資源部等関連12部署は鉱業に係る管理業務統合を進める方針である。
鉱産資源管理業務整理・モデル事業は3年間に亘って、進行中で、各省・自治区・直轄市は2010年3月までに統合実施計画案を作成、この審査・認可を経て、国土資源部に報告する。2010年までに業務統合を終え、2011年には鉱産資源管理に関する新制度を完備させる。
新制度とは、12部署が協力し、プロジェクト及び鉱業権の審査・認可、環境保護審査、生産許可、安全許可、企業の設立など各業務を実施するもの。
各部署毎の管理項目とは、公安部署による爆薬に関する管理及び使用量、環境保護部署による環境面の評価、商務部署による主要鉱産資源に対する管理、工商部署による企業の設立における審査・認可・登録、安全監督管理部署による安全生産検査及び安全生産許可証の発行などである。
