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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年11月17日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Andina「ディビジョン」労組に対しCODELCO経営者側が第1回目の賃金提示

 11月11日付け地元業界等によると、CODELCO Andinaディビジョンの労組のMedina委員長は、11月30日に期限を迎える労働契約更改について、CODELCO経営者側が組合側に対し第1回目の公式な賃金提示を行い、組合側はこれを検討して翌週までに対案内容をまとめる予定であると11月11日に明らかにした。組合側の回答期限は11月26日である。
 Medina委員長は、経営者側が提示した内容の詳細についてのコメントは避け、「我々は交渉を開始したばかりで、組合員に経営者側の提案を諮らなくてはならない。11月20日頃を目途に組合の対処方針を明確にしたい」と述べた。
 Andinaは、チリ第Ⅴ州に位置する露天・坑内採掘銅・モリブデン鉱山で、CODELCOの2009年H1銅生産量783,000tの内、106,000tを生産した。
 一方、チリ第Ⅱ州CODELCO Norteディビジョンの第1~3労組は、12月31日に期限を迎える労働契約更改に向けて準備中である。3労組は一致団結して交渉に臨むことで合意している。

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