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ニュース・フラッシュ

2009年11月19日 ロンドン 竹谷正彦

ガーナ:鉱業ロイヤルティを2倍の6%へ

 各社報道によれば、11月18日、ガーナの財務大臣は、国会にて2010年国家予算の説明の際に、鉱業ロイヤルティ率について、現行の2倍の6%とし、それに加えて、全鉱山会社との鉱業契約を見直し、鉱山からの配当や免税措置など鉱業分野からの国の収益のあり方全般を見直すと発表した。
 これに対し、同国で操業する主要な産金メジャーであるAngloGold Ashanti(本社:南アJohannesburg)は、ロイヤルティ率の改定について政府から連絡を受けておらず、また、既に締結済みの契約は有効であり、契約に定められた率以上のロイヤルティを支払うことは想定していないとコメントしている。
 ガーナは、アフリカでは南アについで第2位の産金国であり、2009年には、79.5tの金を生産している。

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