豪：Western Area社はバイオ・ヒープリーチング技術“Bio Heap”を買収

　2009年12月22日、Western Area NL(本社：豪Perth)は、Pacific Ore Ltd.(本社：豪Perth)が保有する低品位硫化ニッケル鉱のバイオ・ヒープリーチング技術“BioHeap”を買収したと発表した。
　Western Area社はPacific Ore社に対し、将来、商業生産に利用した場合の2％のネット・ロイヤルティを支払う契約で、5百万A$のロイヤルティ買戻しオプションを有している。Western Area社は、“BioHeap”技術の特許を保有するPacific Ore社の豪州子会社Pacific Ore (Australia) Pty Ltd.を完全子会社化するほか、カナダのBiometals Incの50％権益も保有することとなる。今後、Western Area社は、Pacific Ore社から5名の技術者を雇用し、“BioHeap”技術を自社鉱山に適用していく。
　Western Area社は4か月に亘る“BioHeap”技術のデュー・デリジェンスを行い、WA州の Flying Foxニッケル鉱山産の低品位鉱の処理試験を行っていた。