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ニュース・フラッシュ

2010年1月12日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:鉱山動力大臣が鉱業ロイヤルティ増加を示唆

 1月10日付けブラジルO Estado de S. Paulo紙によると、ブラジル鉱山動力省Edison Lobão大臣は、ブラジル政府は鉱山会社に対し収益による政府への貢献を求めることになるだろうと発言した。現在、審議中のブラジルの鉱業関連法令改定案には、鉱業ロイヤルティの増率も含まれている。
 Lobão大臣は、他の国の鉱業ロイヤルティ税率は10 %の国もあるのに対して、2 %前後の現在のブラジルの税率は不十分であると述べた。ブラジルの現状の鉱業ロイヤルティの課税対象は、販売の総収入から租税額と輸送及び保険費用を差し引いた額と定められており、それに対してアルミニウム・マンガン・カリウムが3 %、鉄・石炭・肥料が2 %、宝石類が0.2 %、金が1 %のロイヤルティ税率となっている。

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