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ニュース・フラッシュ

2010年1月15日 シドニー 増田一夫

豪:QLD州Mary KathleenウランプロジェクトにおいてChina Yunnan Copper社が実施したボーリング調査でウラン・レアアースを捕捉

 2010年1月15日、雲南銅業株式有限公司傘下のChina Yunnan Copper Australia Ltd.(本社:豪Brisbane、以下“CYU”)は、現在Goldsearch Ltd.(本社:豪Sydney)とJV中であるQLD州Mary KathleenウランプロジェクトのElaine Dorothy地区で実施したボーリング調査(3孔、掘進長計334.02 m)で、着鉱幅3 m間(27.5 m~)で品位U3O8 0.132%、Ce 1.17%、La 0.59%(含着鉱幅1m間(28.5 m~)で品位U3O8 0.285%、Ce 1.67%、La 0.81%)等を捕捉したと発表した。
 Mary Kathleenウランプロジェクトは、QLD州Mt Isa地域の東方約40 kmに位置する旧Mary Kathleenウラン鉱山の周辺に位置しており、2009年8月29日に、CYU社がGoldsearch社とのJVに参入し、3年間で750,000 A$の探鉱費を支出し、権益49%、オプションとして、更に3年間で750,000 A$(計1.5百万A$)の探鉱費を支出し、権益21%(権益合計70%)を獲得する契約を発表している。
 旧Mary Kathleenウラン鉱山は、1958~1963年及び1976~1982年にU3O8 量で合計8,882tが採掘されており、ウランの他、レアアース(主にランタン、セリウム)の鉱徴が知られている。

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