ニュース・フラッシュ
2010年1月19日
サンティアゴ
菱田 元
アルゼンチン:鉱業庁が2009年鉱業についてコメント
1月12日付けの地元業界紙等によると、アルゼンチン鉱業庁は前年の世界経済危機の影響があったものの、2009年のアルゼンチン鉱業が良好であった発表した。鉱業庁によると、2009年は新たに4件の鉱山操業が開始し、約10億US$の投資と8,000名の雇用が生まれた。4件の新規鉱山は次のとおり。
(1)Manantial Espejo銀鉱山:Santa Cruz州、カナダPan American Silver社、投資額230百万US$
(2)Gualcamayo金山:San Juan州、カナダYamana Gold社、投資額285百万US$
(3)Sierra Grande鉄鉱山:Rio Negro州、中国CMGグループ、投資額260百万US$
(4)Pirquitas銀鉱山:Jujuy州、カナダSilver Standard Resources社、投資額200百万US$
鉱業庁はその他、豪州Troy Resources社がSan Juan州Casposo金・銀プロジェクトに440百万US$を投資し、建設を開始すると述べた。アルゼンチンにおける2009年の探鉱ボーリングは、それまでの年間平均掘進長14万mの4倍となる57万mであった。
