ニュース・フラッシュ
2010年1月21日
北京
土居正典
中国:国土資源部、2009年地質調査・探査進展状況を公表
安泰科によれば、国土資源部は地質調査・探査進展状況を公表した。2009年は、国内地質基礎調査及び鉱物資源探査に277億元(対前年同期比17.5%増、4,057百万$に相当)を投入した。
1999年から開始された国土資源大調査事業において、これまでに621鉱床を発見(うち中型・大型鉱床は159か所)し、資源量は鉄鉱石50億t、銅2,000万t、金255t、石炭1,500億tである。銅は、雲南3江(金沙江・瀾滄江・怒江)鉱床帯で普朗、羊拉等の鉱床15か所(銅資源量730万t、推定埋蔵量1,000万t)を、チベット岡底斯鉱床帯で国内最大規模となる駆龍銅鉱床(銅資源量1,036万t、推定資源量1,200万t)などを発見した。
