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ニュース・フラッシュ

2010年1月25日 リマ 山内英生

ボリビア:ボリビア政府、2015年までに60百万US$を投資

 鉱業冶金省のJaime Duran計画局長は、ボリビア政府が今後5か年の間、鉱物資源の探査と採掘に計60百万US$の投資を計画していると表明した。
 今後5か年にわたるLa Paz、Oruro、Potosi、Santa Cruz各県内での新たな探鉱によって鉱業生産の向上を目指すとし、ボリビア西部や東部地域でも探鉱プロジェクトが実現する新たな展望が開けていると述べた。
 投資は、新たな探鉱や湿式精錬プロジェクトの強化など、鉱業の多角化を目指す2010~2015年の鉱業冶金5か年計画の一環であり、2010年の投資予定額は2百万US$としている。また、炭酸リチウムの工業化や資材の国内生産事業など2,000百万US$の投資計画を策定中としている。更に、5か年計画の目標として、El Mutun鉄鉱石鉱山開発やウユニ塩湖の炭酸リチウム生産、銅生産ラインなど、一連のプロジェクトの強化も挙げている。

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