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DRC:Rio TintoとXstrata、鉄鉱石の初期探鉱案件にJV参画
アフリカを主体としたダイヤモンド探鉱企業であるBRC Diamondcore社(本社:Toronto、TSX & JSE上場)の公式発表によれば、同社は1月28日、DRC北東部Orientale地方の同社探鉱区において、Rio Tintoと鉄鉱石探鉱におけるJV契約を締結した。本JV契約のもと、以下の内容が合意され、2010年内にRio Tintoは、同鉱区でのボーリング初期探鉱計画(Reconnaissance drill programme)に着手する予定である。
本JVプロジェクトの権益75%はRio Tintoに属し、Rio Tintoが本探鉱のオペレーターとなる予定。ただし、BRC Diamondcore社は、ダイヤモンドの一切の権利を保持することとなる。
FSまでの、4,550 km²の本鉱区での鉄鉱石の探鉱費は、Rio Tintoによって全額支払われ、その後は、プロラタ方式に基づいて各社支出することとなる。
なお、Xstrata(本社:スイスZug)も2009年11月23日、DRCにおける鉄鉱石のZanaga初期探鉱案件(DRCのPointe Noireより約300 km北のLekoumou地方)に参画するために、Jumelles社と買収オプション契約を締結していた。DRCでは、鉱業権の見直しや政治的リスク、また、中国からの巨額投資により、欧米諸国側の投資家意欲が低下している様であるが、これらXstrata、Rio Tintoによる鉄鉱石探鉱プロジェクトが、DRCの鉱業投資への影響が注目される。
