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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年3月8日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Batu Hijau銅・金山、2009年生産実績は2008年比大幅上昇

 Newmontの2月25日の発表によると、インドネシアBatu Hijau銅・金山の2009年生産実績は、粗鉱品位の上昇により、銅精鉱(純分量)が対前年比95 千t(74%)増の224 千t、金(銅精鉱中金量)が同9.0t(107%)増の17.4tとそれぞれ大幅増産となった。2010年は高品位部の採掘を予定しているため、銅精鉱(純分量)250~270 千t、金(銅精鉱中金量)23~25tと2009年を上回る生産量を予定している。2008年以降、四半期毎の生産実績は下表のとおり。

  2008年 2009年
Q1 Q2 Q3 Q4 合計・
平均
Q1 Q2 Q3 Q4 合計・平均
選鉱処理量(kt) 10,496 8,847 8,314 10,162 37,818 9,589 11,108 11,204 12,705 44,606
Cu精鉱(Cu純分)(kt) 34 25 31 39 129 37 52 64 71 224
Cu粗鉱品位(%) 0.49 0.41 0.48 0.47 0.47 0.49 0.58 0.69 0.70 0.62
Cu選鉱実収率(%) 73.9 75.5 85.9 87.3 80.6 88.2 89.7 89.5 89.6 89.4
Au(Cu精鉱中のAu純分)(t) 2.5 1.1 2.2 2.6 8.4 1.8 3.8 6.4 5.4 17.4
Au粗鉱品位(g/t) 0.31 0.19 0.37 0.31 0.28 0.25 0.40 0.65 0.53 0.47
Au選鉱実収率(%) 77.8 69.9 74.2 76.1 75.2 83.5 82.7 83.6 81.3 82.7
※合計・平均はNewmont発表の個別データで作っている為、必ずしも一致しない。
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