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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年3月15日 ロンドン 竹谷正彦

南ア:南ア鉱業協会、2009年及び2009年Q4の産金量発表

 Chamber of Mines of South Africa (南ア鉱業協会)は、3月12日(金)に、2009年及び2009年Q4の産金量を発表した。
 それによれば、2009年の南アの産金量は、205tで、2008年の218tに比べ5.8%減となった。また、2009年Q4は52tでQ3の53tに比べ1.8%減となった。
 2008年は、主に電力危機のため生産量が前年比14.7%の減となっており、2009年には改善したものの前年比減5.8%にとどまった。これにより、世界の金産出量の順位は中国、豪州、米国に次いで第4位となった。なお、南アは2006年までは産金量世界一位を誇っていた。
 2009年の南アにおける産金産業の外貨獲得額は、産業別でPGM産業の580億ZARに次いで487億ZARであり、また、産金部門は159千人を雇用し、賃金として総額170億ZARの給与を支払うなど、依然として南ア経済における重要な位置を占めている。

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