南ア：水資源省Sonjica大臣、AMD処理に6.9百万ZARの助成金を発表

　南アの水資源省(Dept of Water Affairs)のSonjica大臣は3月18日、ヨハネスブルグの南部に流出している酸性坑廃水(Acid Mine Drainage：AMD)の処理に関して、同省は鉱山会社に6.9百万ZARの助成金を供与すると発表した。同大臣は、「AMDの問題及び浄化処理は、本省の第一優先課題であり、先ずは3か月以内にこれらの助成金を利用できるようにし、その後は更なる支援を実現するように調整したい」と述べた。
　先ず、本助成金は、Mintails社及びRand Uranium社の浄水プラントの能力増強に利用されると見られている。現状、Mintails社の浄化能力は5百万L/日、Rand Uranium社は13百万L/日である。なお、Rand Minerals社は、本助成金によって、浄化能力を2.5百万L/日増強できると見込んでいる。水資源省の決定は、近日発表される予定である。