中国：価格・株式価格はともに上昇、レアアース生産規制による価格保障の実施に成果

現地報道によれば、10月12日から、北方希土、厦門タングステン業、南方レアアース、広晟有色と五鉱希土が各社のレアアース製錬分離製品生産削減計画を続けて公表し、今後3ヵ月で大手4社レアアース集団のレアアース製錬分離生産量は、2015年初めに中国工業情報化部の定めたレアアース生産総量規制の規定量の10 ％以上が減少する見込み。
大手レアアース集団5社の平均減産量は割当量の10.5 ％を占める。酸化物で計算すれば、大手4社レアアース集団による製錬分離製品の供給量は3,600 t減少する可能性があり、そのうちもっとも減産量の多い企業は北方希土で、減少率は65 ％である。