ニュース・フラッシュ
2010年4月9日
調査部
渡邉美和
韓国:輸入原材料備蓄基地まもなく竣工
韓国・中国での報道によれば、韓国の釜山に建設中であった輸入原材料備蓄基地が2010年5月に竣工し、供用開始されるとのことである。同備蓄基地は面積約83千m²、投資額499億₩ (42億円に相当)で2009年9月に着工していたもの。鉄鉱石、アルミ、銅、亜鉛、ニッケル、マンガンなどの原材料について、金額にして3,000億₩ (250億円、2.7億US$に相当)から5,000億₩ (417億円、4.4億US$に相当)を備蓄するもの。これは韓国の輸入量の15日分から最高60日分に相当する。
また、韓国PPS(Public Procurement Service)は、4月7日、亜鉛3,000tを買い入れるために6月21日釜山着を条件とした入札を実施すると発表。さらに、6月2日仁川港着予定で錫200tを買入れ契約したことを発表している。
