ニュース・フラッシュ
2010年4月20日
サンティアゴ
菱田 元
チリ:Barquito港硫酸ターミナルをCODELCO Salvadorディヴィジョンに譲渡
4月12日付けDiario de Atacama紙によると、チリ第Ⅲ州ChañaralにあるBarquito港の硫酸ターミナルの所有権が、チリ国営CODELCO Salvadorディビジョンに4月1日付けで譲渡された。この譲渡はCODELCOと、硫酸ターミナルの所有者であった多国籍企業Anglo Americanの子会社Anglo American Chileとの間の契約に基づき行われた。
チリ第Ⅲ州Mantoverde銅鉱山を所有・操業するAnglo American社Mantoverdeディヴィジョンは、15年前に硫酸ターミナルを建設し操業を開始した。その時に行われた交渉で、所有権は2010年にCODELCO Salvadorディビジョンに譲渡されることが決まった。
Salvadorディビジョンは現在硫酸ターミナルの操業を任されており、同ディビジョンの操業鉱山で使用する硫酸を受け取っている。
