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ブラジル:Valeは2010年に鉄道、港湾に34百万US$投資
4月12日付け地元紙等によると、ブラジル大手鉱山会社ValeはVitoria Minas(EFVM)とCarajas(EFC)での鉄道輸送、及び港湾における技術の開発と移転に2010年は60百万レアル(34百万US$)を投資する計画である。
この投資には、機関車操縦に用いる遠隔装置、列車が急傾斜を登るのに必要な外部エンジン等の新しい機器類が含まれる。ValeはEFVMで機器類2セットを試しているが、これにより運転手は機関車を離れても運転を遠隔操作できる。2010年末までにValeはもう2セットを同じ鉄道線路でテストする予定で、合計投資額は46百万レアル(26百万US$)と見積もられる。
Valeのロジスティックス部門は、Maranhao州Sao LuisのPonta de Madeira港で、人口知能システムの開発に9百万レアル(5百万US$)を投資した。
また、2010年3月にはサンパウロ大学Polytechnic Schoolと共同で開発した列車シミュレーターのテストを開始した。このテストはEpirito Santo州Vitoriaにあるロジスティックス部門のセンターで実施された。2.5百万レアル(1.4百万US$)を投じた技術は全てブラジルで開発されたものである。
