ペルー：Tia Maria銅プロジェクト反対デモ収束、プロジェクトは90日間停止措置

　Southern Copper社のTia Maria銅プロジェクトへの反対抗議デモや、それに伴うパンアメリカン・ハイウェーの道路封鎖は、6日目の19日午後10時に一時収束した。
　これを受けて20日、Quesquen首相やSanchezエネルギー鉱山大臣が現地入りし、地元自治体や反対派との対話を行った。協議の結果、合意に達した事項は以下のとおり。
　プロジェクトの活動を90日間停止し、環境影響評価(EIA)の内容を分析・見直しを行う。
　プロジェクト影響地域のIslay郡、環境省、Southern Copper社により構成される技術委員会を設立し、委員会はEIA内容を評価した後、エネルギー鉱山省に提案書を提示する。
　政府は、長年の懸案事項であるPaltiture貯水池を建設する。