グアテマラ：Goldcorp、Escobal銀プロジェクトをTahoe社へ売却

　Goldcorp(本社：加Vancouver)は、グアテマラに保有するEscobal銀プロジェクトをTahoe Resources Inc.へ505百万US$で売却することで最終合意に達したと5月3日付け同社HPに発表した。同プロジェクトは、グアテマラ南部、Goldcorpが操業するMarlin金山の東方約120 kmに位置する。同プロジェクトでは、2007年中頃に高品位の銀鉱化作用を発見した後、180孔(総延長47,300m)の試錐探査を行った。その結果、概測資源量は含銀量で4,047t(平均Ag品位580g/t)、予測資源量は5,832t(平均Ag品位443g/t)と見積もられており、銀の他に低品位の金・鉛・亜鉛を含有する。
　本最終合意によると、Goldcorpは、Tahoe社の一般株式の40％と最低230百万US$の現金(合計505百万US$相当)と引き換えにEscobalプロジェクトを売却する。売却手続きは、2010年6月8日までに完了する見込である。