ニュース・フラッシュ
2010年5月11日
サンティアゴ
菱田 元
チリ:CODELCO SalvadorディヴィジョンSan Antonioプロジェクトの操業が2015年に開始
4月29日付け地元紙等によると、CODELCOはチリ第Ⅲ州Salvadorディヴィジョンの283百万US$を投じたSan Antonioプロジェクトの建設を2013年上半期に、操業を2015年に開始すると発表した。
San AntonioプロジェクトはCODELCOで最も利益率が低く規模の小さいSalvador 鉱山の閉山を避けるために計画されたもので、現在の操業箇所周辺のMina Vieja鉱床等からの採掘を目標としている。SalvadorディヴィジョンのJaime Rojas総務部長によると、このプロジェクトの生産が開始すればSalvado 鉱山の操業は2038年まで延長される。
本プロジェクトのEIAは現在環境委員会Conamaにより審査中で、まもなくプレFSが完了しFSが開始される。プレFSの結果によると埋蔵鉱量170百万t;銅品位0.5%で、鉱石処理容量800万t/年、銅生産量30,000t/年、マインライフ23年である。
