ニュース・フラッシュ
2010年5月18日
サンティアゴ
大野克久
チリ:CODELCO役員会の新理事を発表
5月11日、Piñera大統領とGolvorne鉱業大臣が、CODELCO統治法に則り、前政権が任命した3人の理事を交代させ、これまでCODELCOの理事であったGerardo Jofreを社長に任命した。理事3人の任期は4年間である。各人の氏名及び経歴は以下のとおり。
【Fernando E. Porcile理事】
1965年にニューヨーク・コロンビア大学鉱業エンジニア修士課程を卒業し、これまで、ペルーAntamina鉱山及びチリCollahuasi鉱山社長、Falconbridge銅部門社長、BHP Billitonベースメタル部門プロジェクト開発担当副社長等を歴任し、現在はカナダのジュニア企業であるChariot Resourcesの取締役及びYamana GoldのAgua Ricaプロジェクトの責任者である。
【Juan Luis Ossa理事】
チリ・カトリック大学で鉱業法を専門とする教授かつ弁護士で、1983年のチリ鉱業法及び関連規則の原案作成委員会メンバーであった他、アルゼンチン、ボリビア、コロンビア、エクアドル及びモザンビークの鉱業法近代化に係るコンサルタント業務に従事した経験を有する。
【Andrés Tagle理事】
チリ・カトリック大学を卒業後、これまでチリ保険会社INGグループのCEO、チリ保険協会の理事等の要職を経験後、現在はチリSecurityグループの保険部門長、Polla Chilena de Beneficiencia(宝くじ会社)の理事を務めている。
