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ニュース・フラッシュ

2010年5月18日 サンティアゴ 大野克久

チリ:エネルギー省副大臣が2020年の電力供給の20%を再生可能エネルギーで賄うことを発言

 5月13日付け一般紙等によると、エネルギー省Jimena Bronfman次官は、Piñera政権の中長期エネルギー政策に関連し、2020年までにチリの電力構成の20%を再生可能エネルギーで賄うことを発言した。
 また、政府では、石炭や軽油で運転されている環境負荷の高い古いタイプの発電所について順次閉鎖していく予定であるとともに、今後10年で見込まれる電力需要の20%相当分について、エネルギー効率化を強化することによって対応する方向である。
 関係者によると、環境汚染の低減化、CO2削減やカーボンフットプリントの議論等、チリの将来の対外輸出に悪影響を及ぼす可能性のある問題に対処することは必要なことであるとコメントしている。

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