ニュース・フラッシュ
2010年5月18日
サンティアゴ
菱田 元
チリ:CODELCOとMicrosoft社がITセンターの開発で合意
5月13日付け地元紙等によると、CODELCO Jose Pablo Arellano総裁は5月13日のプレス発表で、チリ第Ⅱ州Calama市でITセンターを開発することでMicrosoft社と最近合意したと述べた。このセンターはチリ及び世界の鉱業のための技術的解決策を提供するのが目的で、開発プロジェクトの正式開始は2010年6月である。
新しいセンターはカナダや豪州にある類似の施設に仲間入りするもので、Calama市のCODELCO Norteディヴィジョンの近くに設置される。
Arellano総裁によると、Microsoft社との関係強化は鉱業部門のIT解決策進展の一環で、この分野でCODELCOはその他多くのJVを実施している。Arellano総裁は、既にチリの他の鉱山会社にサービス提供を開始しているCODELCO子会社MiCoMoやKairosの業績にも言及した。MiCoMoはCODELCOとNTTによる通信技術開発のJV企業体で、一方、KairosはCODELCOとHoneywell社のJV企業体で自動管理システム開発に焦点を当てている。
