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ニュース・フラッシュ

2010年5月18日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Anglo Americanが62百万US$の海水淡水化プラントのEIAを提出

 5月14日付け地元紙等によると、Anglo American Chileは、チリ第Ⅲ州Mantoverde銅鉱山へ用水を供給する海水淡水化プラントを投資額62百万US$で建設するプロジェクトのEIAを第Ⅲ州環境委員会Coremaに提出した。
 このプロジェクトは既存操業及び将来の鉱山開発のための用水確保が目的で、生産容量120ℓ/秒の工業用淡水製造プラントをChañaral港から30 kmの所に建設する。また、プラント建設予定地から40 kmの所に淡水を操業鉱山までポンプアップする施設を建設する。建設開始は2011年1月で、建設後プラントは20年間使用される予定である。
 Mantoverde鉱山は2009年に銅61,515tを生産した。Anglo Americanはその他にチリでLos Bronces銅鉱山、EL Soldado銅鉱山、Mantos Blancos銅鉱山、Collahuasi銅鉱山(44%権益)、Chagres銅製錬所を操業する。

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