ニュース・フラッシュ
2010年5月18日
サンティアゴ
大野克久
チリ:鉱業ロイヤルティ制度見直しによる税収見込み
5月14日付け一般紙等によると、今回のチリ政府による鉱業ロイヤルティ見直しに伴い、BHP Billiton、Xstrata、Anglo American等の鉱山会社では、12億US$の追加支出が見込まれる。
これにより、2010年の鉱山会社からの税収は120億US$になろうとSONAMI(チリ鉱業協会)の会長はコメントしている。
また、政府によると、操業中の鉱山会社が新制度に移行した場合、税率は2025年まで変更されないことから、鉱山拡張や新規鉱山開発を計画している企業は、投資インセンティブが担保されるとしている。
