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ニュース・フラッシュ

2010年5月24日 バンクーバー 村上尚義

加:Denison Mines社、Wheeler Riverウラン探鉱プロジェクトの2010年夏季探鉱計画を発表

 Denison Mines社(本社:Toronto)は5月13日、SK州Athabascaベーズン南東部に位置するWheeler Riverウラン探鉱プロジェクト(権益比率:Denison Mines社60%、Cameco社30%、JCU Exploration社10%)の2010年夏季探鉱計画を発表した。
 Wheeler Riverウラン探鉱プロジェクトでは2008年に発見されたPhoenix Zoneに探鉱を集中しており、特にボ-リングで高品位鉱体に逢着しているPhoenix Zone Aでは2009~2010年冬季に総掘進長8,000m 16孔のボ-リングを実施している。4月26日に発表された冬季ボ-リングの分析結果の一部は次のとおり。

孔名 掘進長
(m)
コア長
(m)
U3O8品位
(%)
WR-305 402.0 408.5 6.5 25.50
WR-306 406.5 414.0 7.5 33.22
WR-308 404.5 406.5 2.0 2.00
WR-311 402.5 409.0 6.5 6.66

 これまでのボ-リング結果からPhoenix Zone Aでは地表下約400m付近に富鉱部があり、北東-南西方向に250m以上の延長を有している。
 2010年夏季ボ-リングは総掘進長20,000m 45孔を実施する予定で、3台の試錐機を投入し、Phoenix Zone A、その北東に位置するPhoenix Zone D、そしてPhoenix Zone Aの走向延長において確認されている物理探査異常域をそれぞれ探鉱する。探鉱費は7百万C$を見込んでおり、うち3.6百万C$をDenison Mines社が支出する。

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