中国：工業情報化部、生産能力淘汰目標発表、銅鉛亜鉛アルミで計80万t以上

　4月6日、中国国務院は、旧式設備と環境に影響が大きい設備について、能力基準などに基づく2011年までの淘汰計画を通知し、5月初めに同院は「第11次五か年計画の省エネ排出削減目標を実現するため更なる進展強化の通知」で目標値の検討を要請していた。これを受けて、5月27日の現地報道によれば、工業情報化部は18産業に関する旧式設備の2010年生産能力淘汰目標値を通達した。工業情報化部は、この目標値を更に各地ごとに配賦し、最終的には市・県・企業単位に設定するよう、また淘汰される生産能力や設備、期限、企業名などを公開し、それらを3Qの前に停止し2010年の旧式設備淘汰実績を確保するよう強調している。
　非鉄金属産業では以下の淘汰目標数値が発表されている。
　電気アルミ33.9万t、銅製錬11.7万t、亜鉛製錬11.3万t、鉛製錬24.3万t