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ニュース・フラッシュ

2010年6月1日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:中規模鉱山会社による中期的な鉱山開発投資額は731百万US$

 5月25日付けチリDiario Financiero紙は、CESCO(チリ銅・鉱業研究センター)が実施した調査の結果として、チリの中規模鉱山会社は中期的に投資額合計731百万US$のプロジェクトを準備しており、うち348百万US$が銅鉱山開発に、残りは他鉱種の鉱山開発プロジェクトに投資されると報じた。
 この調査は、2009年6月から2010年5月の12か月の間に環境委員会Conamaに評価を受けるため提出されたプロジェクトのうち、投資額100百万US$以下のプロジェクトを対象としている。
 銅プロジェクトへの投資額は対前年同期比で4倍となっており、件数は対前年同期比約3倍の23件である。一方、他鉱種プロジェクトについては、投資額は対前年同期比1.86倍、件数は対前年同期比1.80倍の27件である。
 CESCO報告書は、投資額及びプロジェクト件数の増加は高い金属価格に起因すると結論付けている。

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