ニュース・フラッシュ
2010年6月7日
リマ
山内英生
ペルー:ペルー中・南部、6月半ばに複数の抗議行動発生か
6月2日付け地元紙等によると、国内中・南部において、6月半ばに複数鉱業への抗議行動が計画されている。
Moquegua農業調節協議会は、6月3日にAnglo Americanの銅Quellavecoプロジェクトによる水資源利用に反対する抗議行動の実施を計画しているほか、鉱山労働者連盟のCastillo書記長がDoe Run Peru社のLa Oroya製錬所が操業を停止していることに対して、6月7日に抗議行動を行う旨を発表した。
更に、Arequipa、Moquegua、Puno、Madre de Dios、Apurimac、Cusco県の市民の抗議行動団体等は、6月17日にCamiseaガス田の天然ガス輸出への反対を表明する24時間抗議行動の実施を計画しているほか、労働総連を始めとする各組合に対して、天然ガスの輸出反対や、その他燃料の値上げ反対を表明するために、6月15日前後に全国ストライキを行うよう呼びかけ、合意に至った模様である。
