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ニュース・フラッシュ

2010年6月9日 ロンドン 竹谷正彦

ボツワナ:アフリカ開発銀行、石炭火力発電所建設に153百万€融資

各社報道によれば、ボツワナ政府は、アフリカ開発銀行から発電能力600 MWのMorupule B石炭火力発電所の建設資金として153百万€の融資を受けたことを発表した。
同火力発電所は150 MWの発電機4基で構成されており、2012年1月から順次稼動させ2012年10月までにフル稼動の予定である。発電所の建設には、17億US$が投入され、今回受けたの融資以外に、世界銀行から136百万US$の融資を受けている。
同国は、550 MWの電力需要のうち80%を輸入に依存しており、その大半は南アフリカから送電されている。なお、南アフリカは、急速な国内電力需要の増加から、電力輸出を縮減しており、2012年までに電力輸出を完全に停止する予定である。

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