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ニュース・フラッシュ

2010年6月14日 ロンドン フレンチ香織

モザンビーク:Rio Tinto子会社、AfNat社とJV探鉱企業を設立

 AfNat社(英、AIM上場)は6月9日、Rio Tintoの子会社であるRio Tinto Minerals Development LtdとJV契約を締結し、Rio Tinto 51%、AfNat社 49%出資の新JV探鉱企業を設立すると発表した。本契約によって、Rio Tintoは、AfNat社が探鉱するモザンビークの多金属鉱床開発を引き継ぐこととなり、今後5年以内で5百万US$を投じることとなる。さらに、Rio Tintoは20百万US$を上乗せするか、または、プレFSを実行することによって、本JV企業株の出資率を75%にまで増加できるオプション権が与えられている。
 AfNat社は、ザンビア、モザンビーク及びトーゴにて、ニッケル及びウランを中心に探鉱を行うジュニア企業である。なお、Rio Tintoと共同で開発することとなるモザンビークのMativa(ニッケル)プロジェクトは、2006年にBHP Billitonから取得したもの。本JVが発表されて以来、同社の8日の株価は2英ペンス/株に対して、9日は3英ペンス/株に上昇している。

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