中国：常州金源銅業有限公司、30万t/年の銅ワイヤロッド生産ラインが竣工

　現地報道によれば、6月18日、常州金源銅業有限公司の年産30万t銅ワイヤロッド生産ラインが竣工し、正式に生産開始された。
　1998年に設立した常州金源銅業有限公司は、日本の日鉱金属株式会社、五鉱資源有限公司、常州工貿有資産経営有限公司などが投資して設立した銅線材の加工生産企業で、国内でも最大の生産能力を有し、今回生産開始する設備により最新の(SCR)連続鋳造圧延ライン(ワイヤロッド生産設備)を備えることとなった。銅ワイヤロッドの生産技術でも国際的に最先端である。同社の2009年の銅ワイヤロッド販売量は19.37万tであった。
　生産能力の拡大と製品品質の向上を目指して、常州金源銅業有限公司は2億元を投資し、米国から年産30万tの8mmワイヤロッドの連続鋳造圧延ラインを導入、1年余の建設期間を経て完成し、試験運転が行われていた。