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アルゼンチン:KORESがSal de Vida リチウムプロジェクトの30%権益を取得
6月22日付け専門紙によると、Korean Resources Corpoartion(KORES)が6月4日にLithium One社(本社:Vancouver)がアルゼンチン北西部Salta州で手掛けるSal de VidaリチウムプロジェクトのJV契約を締結した。
KORESは、同プロジェクトのFS資金提供及び実施、その他探査費用で総額15百万US$の資金負担により30%権益を獲得する。
本プロジェクトは世界第3位のリチウム企業であるFMCの現地子会社Fénixが操業しているSalar de Hombre Muertoの東側150 km²以上で、2009年9月にLithium One社と現地企業のMaktub Compañía Minera社との間でLithium One社が2014年までに5.6百万US$支払うことにより100%権益を取得できるというオプション契約を締結している。
なお、本プロジェクトが開発に至った場合、年間12千tの炭酸リチウム生産が見込まれ、KORESは炭酸リチウムの50%までを市場価格で購入できることになっている。
また、KORESとGS Caltex及びLG Internationalとの間で、KORESの30%権益のうち各社1/3を負担する合議議事録が締結されている。
6月22日付け でLithium One社から同プロジェクトでの最初の2孔のボーリング調査結果、リチウム濃度平均590ppm、カリウム0.58%、Mg/Li=2.1が公表された。
